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婚礼の歴史【第２部】
2019年8月18日（日）
こんにちは
ホテル日航福岡のウエディングスタッフブログです
梅雨も明けて、暑い日々が続いておりますが、
皆様、いかが過ごしですか。
暑い日が続いて、外に出るのが億劫になりがちですが
熱中症にかからないように、水分をこまめにとって
来館をお待ちしております。
博多駅から地下を通って来れる、ホテル日航福岡は、
熱い日でも地下から来れるので、日焼けを気にされる方にも
満足して頂いております。
今日は、結婚式の歴史の続き、江戸時代から書いてみたいと思います。
江戸時代に入ると、庶民の間でも見合いや結婚の儀礼が行われ始める。
武士は親が相手を選び、町人は見合いをして、縁組となった。
子供のうちから親同士が婚約を結ぶ許嫁（いいなずけ）の風習もあった。
戦国時代の風潮が残っていた江戸初期には、武士は１３歳以上あれば結婚が許されたが、
その後平和な時代が続くにつれて晩婚傾向となっていった。
『輿入れ』（こしいれ）
江戸時代の結婚では、嫁の乗った輿を婿の家にかつぎ入れる「輿入れ」が儀式の大事な要素となった。
武家や裕福な商家などでは、着飾った花嫁とともに、
多くの嫁入り道具を行列して運びこむ「嫁入り行列」が華やかに行われた。
『三献の儀』（さんこんのぎ）
盃事とは、約束を固めるため杯を取り交わして、出席者全員が注がれた酒を飲むことをいう。
三献とは、中世以降の酒宴の礼法のひとつで、一献につき、大・中・小の杯で一杯ずつ酒をすすめ、
二献、三献と全部で９杯の酒を呑む儀式である。
現代の神前式で行われる三三九度は、この三献の儀（さんこんのぎ）に由来している。
『婚礼衣装』
江戸中期以降の武家の花嫁は、白無垢を着て、髪は文金高島田（ぶんきんたかしまだ）に結い
綿帽子をかぶるのが一般的であった。白無垢は、打掛、帯、綿帽子をはじめ、
下着から小物まですべて白一色に統一したものである。
文金高島田は、男性に流行髷（まげ）の根を高く結い上げ、月代（さかやき）の
やや前方に出した「文金風」の髪型を女性向けに優美にアレンジしたもの。
元文年間（１７３６年～４０年）に鋳造された金貨「文金」が
流通し始めたころだったので、この名がついがと言われています。
綿帽子、角隠しは、いずれも女性が外出する時に着けた防寒具と埃よけでした。
日本髪は髪付け油を塗って形付けしていたので埃が付きやすいため、布で覆ったのが始まりで、
これが角隠しと呼ばれ、嫁に行ったら角を出さないようにという俗説になった。
綿帽子はその名の通り、本来、真綿を引き延ばして頭に乗せた防寒具だったといわれている。
綿帽子は花嫁が花婿以外の人に顔を見せないためというのは俗説であります。
武士の花嫁の装いは、裃の正装が一般的であった。
『江戸庶民の結婚式』
裕福な商家では、花嫁は振袖や留袖、花婿は紋付羽織袴を着用し、
嫁入り行列なども行わるようになったが、江戸庶民の場合は、店請人、
つまり借家の保証人などに仲人を頼み、形だけの三三九度をすませて、
料理とお酒で祝うという簡素な婚礼が多くみられた。
特別な衣装ではなく、普段着で行われることも多かったという。
この結婚式スタイルは「祝言」と呼ばれ、宗教に関係なく、
親族・近親者に結婚を認めてもらうもので、現代の人前式のルーツともいえる。
今日は、江戸時代までに致します。
次回は明治時代と現代に近くなって参ります。
たま、次回も楽しみにしていてください。
少しでも結婚式に興味を持たれた方
この機会にぜひぜひ、ご来館ください。
博多の玄関口、ホテル日航福岡で
みなさんのお越しをスタッフ一同お待ちしております。
８月１８日の誕生花は
【クレオメ】 花言葉：うれしい誤算
ヨーロッパから渡来したもので、
蝶が風に舞うような花をつけることから和名はセイヨウフウチョウソウと呼ばれます。
夏から中秋にかけ、ピンク、白色の花を蝶が群がるように華やかに咲かせます。
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